
福永商店


福永商店は100年以上の歴史を刻む老舗の海産物製造卸問屋。
地元、日向灘で水揚げされる新鮮な海の幸を土々呂港近くの作業場で加工し、おもに関東、関西方面などに出荷しています。
市内で今もなお天日干しで加工している業者はわずか5軒。
そんな中、福永商店も昔ながらの天日干しにこだわり続ける訳は本当の魚のおいしさを味わってほしいら。
延岡を代表する特産品「天日干しちりめん」は人気も高く、延岡の地域ブランド「延岡ずばなもん」に認定されています。


年近い歴史を誇る福永商店、稼業を継いで25年という4代目の福永達也さんです。
日向灘で水揚げされたちりめん(イワシの稚魚)を競り落とし、すぐさま軽トラックに積み込み、猛スピードで加工場へ向かいます。
ちりめんとなるいわしの稚魚の品定めは25年経った今でも難しいと福永さんは言います。
季節や気候によってその質はさまざまで、港で良質と思ったものでも実際釜揚げしてみると全然違っていたりという事もあるのだとか。長年の経験が試される仕入れ。
ちりめん漁を終えた漁船が入港するたびに真剣な表情で品定めする福永さん。
素材選びから商品に対するこだわりを感じます。
「時間が経つと鮮度はもちろん、変色するので競り落とせば後は時間との戦いです。すぐに加工場で釜揚げして天日干しします。天日干しの魚はうま味成分がいっぱいで本当においしいんです。」
取材当日、およそ500キロのちりめんを仕入れ、軽トラに積み込んだ福永さん、すぐさま加工場に連絡を入れ、「鮮度が命よ!」と足早に港をさっていきました。
会社概要
海産物製造卸問屋 福永商店
延岡市土々呂町4‐4135
TEL/FAX:0982-37-0057
取り扱い商品
![]() かえり |
![]() 梅ちりめん |
![]() 天日干しちりめん |
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